「誰かを好きになったらその人しか見えなくなる!」
「何もかもが手につかなくなっちゃう…」
なんて経験、ありませんか?
本当に恋は人を盲目にさせます。
今回の記事では、「恋は盲目」の意味や、盲目状態の人のリアルな様子、そして「恋は盲目状態」に陥りやすい人の特徴・理由・対処法をまとめました!
「恋は盲目」に陥るのは、女性に多いと言われているのですが、男性も、未経験の人も、今まさにそうかも!という人も、ぜひチェックしてみてください^^
ことわざ「恋は盲目」とは
まずは、ことわざ「恋は盲目」についておさらいしておきましょう。
言葉の意味
「恋は盲目」の意味について、次のような説明があります。
恋に落ちると、理性や常識を失ってしまうということ。
引用:コトバンク
この言葉、シェイクスピアの格言である「Love is blind」この英語が発祥なんだとか。
恋をすると相手の欠点が見えなくなるということから、「盲目(blind)」という文字が使われているんですね。
類語は「あばたもえくぼ」
こちらもことわざで、「あばたすらえくぼに見えてしまう(ほど好き)」という意味です。
あばたって何?
皮膚にできた水疱が治った痕のことだよ!
えくぼはチャームポイントとして挙げられやすく、好きって人も多いです。
えくぼとは別モノなのに魅力的な要素に映ってしまうなんて、まさに恋は盲目ですよね。
恋は盲目状態になったらこうなる!
「恋は盲目」は、片思いはもちろん、彼氏・彼女になっても盲目のままの人もいます。
この状態に陥ると、どうなるのでしょうか?
恋は盲目あるあるは次の通りです。
- 彼のことばかり考えてしまう
- 連絡がこないと不安になる
- 浮気や不倫など危険な恋でものめり込む
- 周囲の人の意見を一切聞き入れない
- 好きな人のためならなんでもできる
- 本当に相手の短所が見つからない
- 急な呼び出しでも会えるなら無理しても会いに行く
- 彼がいなくなったら生きていけない発言
いつまでも本命彼女になれない都合のいい女に当てはまりそうな特徴の嵐です。
挙げるとキリがありません。
なかには日常生活に支障が出てしまうという人も…
ただ、熱が冷めると自然に開眼します。
「なんであんな人好きだったんだろう…」
なんて心底疑問に思ったこと、一度や二度あるのでは?
100年の恋も冷める、だね!
「恋は盲目」に陥りやすい人の特徴
恋は盲目…これって、誰しもに起きうることです。
ここでは、とくに恋は盲目状態に陥りやすい人の特徴を挙げていきます。
恋愛が生きがい
誰かに恋している自分が大好き!
そんな恋愛至上主義の人は、結構な頻度で恋は盲目状態に陥ります。
「この人いいな♡」と思ったら一気に好き好きビームが溢れ出し、たちまち恋愛モードに。
そのぶん他の人に目移りすることも多いので、ちょっとした不満や価値観のズレによって目が覚めるのはあっという間です。
THE・熱しやすく冷めやすいタイプ!
恋愛経験が少ない
恋多き人よりも盲目状態に陥る可能性が高いのが、恋愛経験が少ない人。
家族は同性ばかり・女子校や男子校育ちなどで異性慣れしていない人も同様です。
ちょっと優しくされたり気があるようなことを言われたり、些細なきっかけでコロッと落ちてのめり込んでしまい、慣れない恋愛感情に「これが恋か~」となります。
ある意味では、これまで心の底から人を好きになったことがない人が本気で誰かに恋をしたときも、盲目になりやすいと言えるでしょう。
相手に求める条件設定が、社会人よりも低い学生にも多いですね。
妄想癖がある
暇さえあれば妄想しているという人も、好きな人ができたら盲目になりやすいです。
現実と違って頭の中は、誰にも邪魔されることのないお花畑。
好きな人とふたりで一緒に過ごすハッピーな情景に想いを馳せる時間は至福となります。
最高の男性像が妄想の中で膨らみ、自分の中でどんどん「素敵な人」に進化して留まるところを知りません。
つまり、自分で自分を洗脳状態にしているということ。
相手の存在価値をひとりでに高める習性がある人は、恋をすると周りが見えなくなりがちです。
人のために何かをすることが好き
やたら親切だったり、世話焼きタイプだったりする人も、恋をすると盲目になりがちです。
人としてとても魅力的な特徴ではありますが、惚れた相手によってはそれが仇となることも。
このタイプの人が恋をすると、相手に尽くしたくてしょうがなくなり、お手伝いや料理など頼まれなくても自分からあれこれしてあげたくなります。
意地っ張りな性格
恋は盲目状態に陥りやすい人の特徴として、意地っ張りな性格であることも挙げられます。
好きな人や恋人のことを身近な人に話したときに、「そんな人やめたほうがいいよ」と言われても、「そんなことない!」と意固地になっちゃうんです。
そして、自分の主張を証明するためにも、好きな人のいいところばかりを見つけようと頑張るようになります。
反対されるほど燃えるやつ!
「運命」という言葉に弱い
「運命」という言葉に敏感な人は、恋に落ちると盲目まっしぐらです。
誰かを好きになるたびに「運命の人かも…♡」と思いがち。
こっそり相性占いをしてみて、少しでも結果が感じなら運命の人確定(勝手に)!
運命の出会いを夢見ているロマンチストな人は、相手がどんな人であろうと一度好きになったらどっぷりハマってしまいます。
恋は盲目…周りが見えなくなってしまう理由
恋をすると周りが見えなくなってしまう理由は何なのでしょうか?
この人は素敵な人に違いない!と思い込むため
顔で人を好きになる面食いタイプに多い理由として、ある心理効果が作用していることが挙げられます。
あんなに魅力的なんだから、きっと内面も完璧だんだろうなぁ
このような心理状態です。
これをハロー効果っていうよ!
自分自身の予想(思い込み)が正しいと信じたいがために、いい面ばかりに目を向け、悪い部分は見ません。
頭で考えず感覚で人を好きになるため
恋は落ちるものであって、頑張って恋しようと思うと逆にできません。
そして好きな気持ちに気づいたら、なかったことにするのも困難。
理性が働いていると、そもそも恋に落ちるのは難しいです。
優しいんだけど面白みに欠けるから微妙かも・・・
なんて考えたりしてブレーキがかかります。
つまり、恋をしている状態というのは理性が正常に機能していないと言えます。
判断力もガクッと下がっているので、惚れた相手の短所が目に入らないのは納得ですね。
恋愛以外で夢中になれることがないため
好きな人以外見えなくなってしまうのは、恋愛以外にのめり込めるものがないというケースがあります。
趣味がないという人ほど、好きになった相手に執着してしまうのは当然の結果です。
何をするにも好きな人が思い浮かび、その人中心で毎日を過ごす…
やることがないという意味では、友人が少ないことも理由として挙げられます。
基本的にネガティブ思考なため
恋は盲目状態になりやすいのは楽観的な人が多いんじゃない?と思われがちですが、ネガティブ思考が原因である場合も否定できません。
なぜなら自信がなく悲観的な人ほど、恋によるホルモンの影響のギャップが大きいから。
脳内麻薬ドーパミンによる多幸感によって、盲目状態に陥りやすいんですね。
相手が自分の理想であるほど心のオアシス的な存在になるため、いい面しか見えなくなります。
「恋は盲目」気をつけたい注意点
恋は盲目に陥っている人へ、気をつけておきたいポイントをお伝えします。
自分を大切にする
好きな男性中心の生活を送っているのなら、優先順位の見直しが必要です。
まず第一に自分を大切にしてください。
相手に合わせてばかりで、ちょっと無理したりしてませんか?
金欠なのにデート代を全額負担していませんか?
「尽くしすぎかも…」と思ったら、ぜひそれを控えてください。
仕事が手につかないから休む、約束をドタキャンするなども、生活や人間関係に支障をもたらすのでおすすめできません。
ストレスが溜まって爆発する前に、疲れを感じたら温泉や旅行など自分のためにリラックスできる時間を設けることも必要ですよ!
連絡に一喜一憂しがちなら、スマホから離れた環境に一時的に身を置くのも◎
友達や家族の意見をないがしろにしない
恋は盲目状態の人は、好きな人にばかり興味関心が集中するため、友達や家族の助言に聞く耳持たずになりがちです。
ですが、意見やアドバイスを真っ向から否定せず、素直に聞き入れてみてください。
否定的な意見も、あなたのためを思ってのはず。
完全にスルーしていると、あとあと「だからいったのに…」と言われてしまうし、最悪の場合、信頼関係にヒビが入る危険性もあります。
相手が嫌がることをしない
どんなに好きだからといって、独りよがりに相手が嫌がる行動をすると確実に嫌われます。
典型的な例がストーカー行為です。
冷静に考えればわかることですが、誰にも、なんにもいいことがありません。
つきまとい行為に限らず、しつこくLINEや電話をするのも×
毎日SNSで最新情報をチェックするのも予備軍かもしれません。
好きすぎる思いが間違った方向にいきそうな人は要注意!
相手がダメ男だとわかったら今すぐ退散すべし
完全に盲目状態に陥っている人でも、誰がどうみてもダメ男なら退散すべき。
他にも、これ以上深みにはまらないほうがいい人物を紹介します。
- 浮気性で誠実じゃない人
- 極度のギャンブル癖がある人(そして借金もある)
- 仕事が嫌いで働こうとしない人
- 暴力をふるう人
- 頻繁に嘘をつく人
なぜかわからないけど妙な違和感を感じる相手も、のちのち「あの直感は間違いじゃなかった」とわかることが多いので、やめておいたほうが無難です。
恋による盲目状態からの脱却法
最後に、経験則で効果を実感できた、恋による盲目状態からの脱却法を紹介します。
どうしても抜け出したい~という人は、ぜひ頭に入れておいてくださいね!
恋愛に「ときめき」を求めない
恋に落ちたら、相手を想うだけで胸がキュンキュンしたり緊張したりするもの。
これは自然な体の反応ですが、恋愛にときめきを求める傾向がある人は、それをできるだけ控えるように理性を働かせてください。
実際、カップルの進む先に待ち受けているのは「別れ」か「結婚」の2つのみ。
結婚したらときめきよりも安心感がベースとなってきます。
落ち着いた恋愛を目指すことは、盲目状態から抜け出す手助けとなるでしょう。
「ときめきを求めるのをやめる!」と口に出して決意するだけでも変わりますよ^^
好きになった相手を冷静に分析する
冷静かつ客観的に相手を分析する方法もおすすめです。
恋をしたときは興奮状態が続いているので、冷静になれと言われても難しいかもしれませんね。
そんな状態でもできるのは、紙に相手のありのままの特徴をもれなく書き出すこと。
もちろん周りの人の意見もしっかり書きましょう。
そして、リラックスしているときに改めてそのリストを見てください。
ポイントは、「好きな人の特徴」という意識を捨てて「どこかの誰かさんの特徴」だという認識を持ちながら書き出したリストを眺めることです。
「この人ナシだわ~」と思えたら脱却できたも同然ですし、短所が見えてきたら少しずつ冷静さを取り戻すことができるはず。
できるだけ色眼鏡なしで書くように意識し、できなければ好きな人と面識がある友達に見守ってもらいながらトライしましょう。
あれこれ言われることを覚悟の上で!
時間の経過を待つ
今すぐ脱却することはできませんが、確実に盲目状態から抜け出せる手段は時間が過ぎるのを待つこと。
といっても長~いイメージではなく、恋愛感情が落ち着くまでです。
冷静になるためのリストアップをしつつ、「このゾッコン状態は今だけのもの」とポジティブにとらえておけば、きっと前よりも気楽になれるでしょう。
そもそも、歳を重ねるごとに恋に溺れることは減っていくもの。
焦らなくても自然と心が安定するようにできているんです。
なぜならずっと盲目状態が続くと体がしんどいから!
ドーパミンなどのホルモンによって、恋の賞味期限は約3年とも言われてますよね♩
「恋は盲目」そんな状態になれる人と出会えたことに感謝しよう♡
「恋は盲目」に関する情報をお届けしました。
ここでは脱却法も紹介していますが、相手がいい人で自分が辛くないなら、個人的には盲目でもいいんじゃないかと思っています。
だって、そこまで好きになれる人に出会えるのって、奇跡的なことですよね♡
・・・と、恋は盲目状態に陥りがちな身ですが自信満々に言ってみました^^
やっぱり、危険行動に走らない限りデメリットは少ないです。
ぜひ今の恋を存分に楽しんでくださいね!