毎年12月になると、「今年も1年あっという間だったなぁ〜」と感慨深くなりつつも、年末年始に向けて大掃除をしたりして、みなさんお忙しく過ごされるかと思います。
そして迎える年明け。
おめでたい1年の始まりですが、実はやってはいけないタブーが存在します!
知らず知らずのうちにやっているという方も多いかもしれません。
スタートダッシュから運気を下げないためにも、お正月三が日にやってはいけないことを覚えておいて損はないですよ♩
そもそも「お正月」や「三が日」って?
お正月とは、新しい年の始まりに「年神様(歳神様)」を迎える行事です。
綺麗な状態でお家にお招きするために、12月のうちに大掃除をして、
お正月飾りの準備をするというわけですね。
三が日はご想像通り、1月1日の元旦から1月3日にかけての3日間を指します。
お正月といえば、家族や親戚が集まって、おせち料理を食べて、書き初めをして、マンガ読みながらこたつでみかんを食べて、初詣に行って、お雑煮を食べて、年賀状を見て、お寿司を食べて、
食べてばっかり!
お年玉をもらってたかと思えば、気づいたときにはあげる立場になってる!
いつもと違う街並み。
なんともいえないあの新鮮な感じ。
お正月って不思議な空気感がありますよね♩
意外とやってる!?元旦・お正月にしてはいけないタブーがあった!
お正月のNG事項ですが、
「普段家事で忙しい主婦たちがお正月くらいゆったり過ごせるように」
という意味が込められているのだとか。
それ以外にも、なにやら理由がありそうです。
さっそく、年明け早々やってはいけないことを見ていきましょう!
掃除をしてはいけない
忙しい師走を過ごしたからと大晦日まで掃除ができず、
仕方なくお正月のゆったりした時間で掃除しようかな〜と思っているそこのあなた。
元日の掃除はタブー中のタブーです!
なぜなら、幸運をもたらしてくれる年神様を追い払ってしまうことになるから。
とはいえ、どの家にも訪問してくれる神様なのですが、
もちろん汚いところには長居したくないですよね^^;
そういった意味でも、家の中を綺麗にしておくのはかなり重要です。
洗い物をしてはいけない
洗い物や洗濯など、水周りに関することもタブーです。
掃除と同じ理由で、福を洗い流してしまうため。
どうしても水洗いしなければいけない場合は、
手が濡れないようにゴム手袋をつけることをおすすめします。
実はお風呂も入らないほうがいいと言われています。
包丁などの刃物を使ってはいけない
包丁やハサミ、カッターなどの刃物を使うことがタブーと言われています。
その理由は、「切る=良縁を切る」ということが連想されるためです。
「新年早々怪我をしないように」という意味もあります。
切れることが想定されるものは縁起が悪いアイテムとされていますので、
なるべく使わないようにしましょう。
火を使ってはいけない
水のみならず、火も使ってはいけません。
火の神様を怒らせないための日本の風習とされています。
こちらもゴロですが、煮物などを作ると「あく(悪)」が出ることから、
煮炊きもタブーとなっているんです。
火をつかわないということからも、主婦に家の仕事をさせずに休ませようという文化が垣間見えますね。
お賽銭以外でお金を使ってはいけない
三が日に行ったことは、この1年ずっと続くとされています。
初売りや福袋に心惹かれますが、
お財布からお金が出ていく浪費の年になってしまうので、
金運アップを期待したいなら出費は控えましょう。
ただしお賽銭に関しては問題ありません。
神社へのお賽銭用に、あらかじめ5円玉を多めに用意しておきましょう!
喧嘩してはいけない
こちらもお金を使うことと同じく、
元旦に喧嘩するとその年は争いばかり起きてしまうでしょう。
お正月のテレビ番組も、面白くて笑えるものや、
気分が明るくなるような楽しいものばかりですよね。
最近ではマイナーだと思いますが、
お正月イベントのひとつ「福笑い」も家族で楽しむための遊びです。
笑う門には福来る!
心穏やかに笑顔で過ごすことが運気上昇の秘訣です。
縁起がいい正月飾りについて
お正月の飾りといえばこちら。
- 門松
- しめ縄
- 鏡餅
門松やしめ縄は玄関に飾ることで、年神様を迎え入れる目印となり、災いを防ぐとされています。
飾り終わったら神社にて処分しましょう。
鏡餅は、床の間か玄関、そして神棚や仏壇に飾るご家庭もあります。
部屋ごとに飾ってもいいし、大きなサイズのものをひとつ用意するだけでもかまいません。
年末年始にすべきこと
年末年始にしておくべきことをまとめました。
特に意識せず年越しを迎えている方から風水生活を送っている方まで、
ぜひ取り入れてみてください!
【大晦日】大掃除&正月飾り
繰り返しお伝えしている大掃除は、毎年12月13日〜12月30日の間であればいつでもOKです。
こまめに掃除していなければ1年の汚れは想像以上なので、少しずつ着手して隅々までピカピカにしましょう!
お正月飾りは、12月29日は「二十苦」「苦待つ」のゴロがあり、
縁起的にもよくないとされています。
また、12月31の大晦日だと「一夜飾り」となってしまうので、大掃除後でこの2日間以外に飾りつけるのが最適です。
【元旦】氏神神社にお参り
初詣には、地元や生活拠点の近くの神社がベスト。
最近では海外で年越しを迎える方もいますが、慣れ親しんだ土地からたくさんのパワーを授かることができます。
氏神神社はお住まいの場所によって違うのですが、生活拠点の近くとなりますので、ぜひ足を運んで感謝の気持ちを伝えてください^^
ちなみに、初詣には白いハンカチや白い下着を身につけるといいとされています。
【三が日】書初め
お正月といえば書初めですよね。
墨の匂いがなんとも心を落ち着かせてくれます。
もしできない場合は、手帳やノートに今年の抱負や目標やお願い事をしたためましょう。
方法はなんでもOKで、大事なのは心を込めて書くことです。
初夢について
一富士、二鷹、三茄子の初夢を見ると、縁起がいいといわれていますよね。
意外と間違って覚えている方もいらっしゃるのですが、
12月31日から元旦にかけてではなく、元旦から1月2にかけて見る夢が初夢です。
万が一よくない夢を見たら、バクに食べてもらいましょう!
七福神や初日の出のようなご来光(輝く太陽)も吉夢となり、
ぐんぐん運気アップする兆しです!!
お正月はゆったりのんびり過ごすのがいちばん!
新年早々、運気アップの妨げになるようなことは避けたいものですね。
お正月三が日の過ごし方が1年を決めるといっても過言ではありません。
ぜひこの記事を参考にしつつ、ゆったり穏やかなお正月をお過ごしくださいませ!